膀胱結石
膀胱結石|川西市のミネルバ動物病院【犬猫専門】整形外科、手術
膀胱結石
膀胱結石は遺伝的な素因や食餌の種類、運動量の低下などによって膀胱の中に結石が形成される病気です。
膀胱内の結石によって排尿痛、血尿などが生じ、男の子では膀胱結石が尿道内に流れ込み、尿道閉塞を引き起こすことがあります(半日~1日以上排尿できない場合、急性腎障害を引き起こし、危険な状態になりります)。
そのため、膀胱結石摘出術が必要となります。
通常の開腹下手術では、大きな皮膚切開が必要になり、動物に手術後の強い痛みを引き起こすだけでなく、膀胱の奥にある結石を見落としたり、それを摘出するために膀胱にも大きな切開を加えないといけません。
一方、腹腔鏡下手術では、皮膚はもちろん、非常に小さい切開で膀胱結石の摘出が可能で、さらに、開腹下では確認が難しい尿道移行部までも確認することが可能なので、1mmに満たない非常に小さい膀胱結石も取り残さず、摘出可能です。