避妊手術
避妊手術|川西市のミネルバ動物病院【犬猫専門】整形外科、手術
避妊手術
通常の開腹下手術では3~5㎝の切開を行い、子宮・卵巣を摘出します。さらに小さい切開で摘出することも可能ですが、切開が小さくなればなるほど、子宮・卵巣を腹腔外に牽引する場合に強い力が必要となり、動物が感じる痛みは非常に強くなります。また、視野が狭い分、出血の確認も難しくなります。
一方で、腹腔鏡下手術であれば、1cm弱の切開を3カ所で済み、さらに卵巣や子宮を強い力で牽引することなく、切除が可能です。さらに、視野が拡大された状況で手術を行うため、小さい出血も早期に確認することができますので、安全面も高いです。
手術時間が開腹下手術より長くなるという欠点がありますが、熟練した術者であれば開腹下手術が20~30分に対し、腹腔鏡下手術なら30~40分程度で実施できますので、それほど手術時間が長くなることはありません。