潜在精巣(腹腔内陰睾)
潜在精巣(腹腔内陰睾)|川西市のミネルバ動物病院【犬猫専門】整形外科、手術
潜在精巣(腹腔内陰睾)
潜在精巣とは精巣(睾丸)が陰嚢の中に存在せず、お腹の中に残っている状態です。
その場合、ガンになる確率が13倍ともいわれていますので、手術が必要となります。
開腹手術で行う場合は約5~10cmほどの切開が必要ですが、腹腔鏡手術では1cm弱の切開が2ヵ所だけですので、手術中の痛みはもちろん、術後の痛みも非常に少なくて済みます。
また、開腹下で行う場合、包皮に向かう太い血管を結紮・切断しないといけないため、術後に切開部が腫れやすいですが、腹腔鏡下手術ではその血管を温存できるので、そのような問題が生じることはありません。